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モンゴルについて About Mongolia | |||||||||
近年、相撲の朝青龍関、白鵬関などの影響によって身近になってきたモンゴル共和国。 このモンゴルで生産されるウォッカは、本場ロシア人も驚くほどの逸品です。モンゴルでは蒸留酒のことを「アルヒ」(ARKHI)と呼びます。このお酒は、日本に伝わった焼酎の源流のひとつと言われております。語源はアラビア語で、蒸留酒を意味する「アラック」(ARRACK:アラビア語で『汗の雫』と言う意味)。これが江戸時代に日本に伝わり「あらき」(阿刺吉または阿刺基)と呼ばれ、焼酎のルーツとなっています。 13世紀初頭に築かれた世界最大のモンゴル帝国によって、世界規模の経済交流や人的交流が促進されました。いにしえの世界帝国に思いを馳せ、広大な草原地帯に気持ちを雄飛させながら、モンゴルのお酒をお楽しみください。 |
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お酒と食文化 Alcohol and gastronomic culture | |||||||||
モンゴルと言えば羊。遊牧民の間では客人が来ると貴重な家畜の羊を一頭屠り、新鮮な羊料理を客人に振舞うのが慣わしです。その羊の屠り方は優しく羊を抱えて裏返し、瞬間技でナイフを心臓に突き刺します。羊がひとつの叫びもあげないほど鮮やかです。恐怖心など与えることなく昇天させる優しさからくる遊牧民の技です。 羊料理の数々をご紹介します。 他にも羊、馬、牛、らくだ、やぎなど、具肉の種類が豊富なモンゴル餃子・ボーズや、ツォイワン(野菜入り焼きうどん)があります。 モンゴル酒は馬乳酒⇒(蒸留)=「アルヒ」と連想されますが、現在は遊牧民の間でも馬乳酒の自家製造は珍しく、市場で売っている馬乳酒はあまり美味しくないとも言われています。 近代化によって遊牧民たちは牧草地を農地に代え定住し、換金作物で生計を立てる人も多くなっています。そのため蒸留酒の原料となる麦をはじめとする穀物生産が盛んになってきました。その麦を原料とした蒸留酒の「アルヒ」は、無色透明なためロシア風にウォッカとも称されています。
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モンゴルのお酒一覧 Alcoholic list of Mongolia | |||||||||
スピリッツ
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